官能小説家の苦悩・・・・・・・・・・・・・

【体験談】目の前に現れた美女の正体は・・・

bijo

俺は官能小説家。デビューして15年。
業界ではそこそこベテラン扱いされている。

ベテランにはベテランの悩みというものがある。
それは、アイディアが出ないということ!

そう、俺は書けないのだ。
ほぼ1日中パソコンの前に座っていても、いっこうにアイディアが出てくる気配がない。
しかも、締め切りはあと数時間後にせまっている。

今度こそ、本当のピンチだ。

いっそのこと、素人作家の盗作でも……。

誘惑にかられて素人の投稿サイトを検索しかけた時、玄関のチャイムが遠慮がちに鳴った。

(誰だ、こんな時に)

こっちは締め切り間近で忙しいのだ。
普段なら絶対に無視するところだが、今日はなぜか自然に体が動いた。
どういうわけか、面白いことが起こりそうな気がしたからだ。

……?

玄関を開けると、胸がかすかにざわついた。
目の前に立っている女性に、どこか見覚えがあったからだ。
和風美人の顔だちは確かに記憶にあるものの、名前までは出てこない。

しかし、俺には確信があった。俺は、この女を知っている……。

「あんたはもしかして……?」

「……南条君香です」

あくまでも遠慮がちに、彼女は名乗った。
その特徴的な名前に、俺は今度こそ本当にこの女の正体を思い出した。

「私はあなたから生み出されたのですよ」

彼女の言葉に嘘はない。
南条君香という女はこの俺が小説のためにつくり出し、しかも諸事情のためボツにした、架空のキャラクターなのだから。

玄関先で長話をするような相手ではない。
多少の危険は感じたが、俺は彼女をリビングに通した。

「何をしにきた」

「理由を聞きにきたのです。私があの小説に出られなかった理由をどうしても教えていただきたいのです」

彼女の静かな剣幕に、俺は早くも圧倒されていた。
口調や物腰は穏やかだが、日本的なその瞳には相手に有無を言わせない強さがあった。

「なぜですか。なぜ私は、あなたの小説に出ることを許されなかったのですか」

「それは……作者の都合だ」

「作者の都合?」

「あの小説ではあんたよりも一之瀬菊代がヒロインにふさわしいとこの俺が判断した。それがすべての理由だ」

「……これを見ても、あなたの判断は揺るぎませんか」

彼女は俺の目の前で上着とワンピースを脱ぎ捨て、下着姿になった。
思わず生唾を飲み込んでしまうほどの完成された腰の曲線と豊満なバストに、強制的に欲情がそそられる。

胸、腰、尻、脚、そして、顔……。
どのパーツをとっても俺の好みだ。俺が俺のためにつくりあげた女なのだから、それも当然だ。

「……君香!」

こらえきれなくなって、俺も服を脱ぎ捨てて彼女をフローリングの上に押し倒した。
ブラをはぎとりすでに固くなっているピンク色の乳首を強く吸ってやると、彼女はよほど敏感なのか、体を激しくのけぞらせた。

「あぁん!」

「まだまだこんなもんじゃないぞ……!」

パンティを脱がせ、充分に湿っている彼女の花びらを指でねちっこく愛撫する。
指先が最も敏感な突起に触れるたびに、彼女は体を小刻みに震わせ、豊かなバストを俺の顔に押しつける。

「……入れて」

「もう、ほしいのか?」

「……はい」

しおらしいヤツだ。もう少しじらしてやろうと思ったが、俺も限界なのでお望み通り奥までがつんとぶちこんでやる。

「はうっ!」

「……どうだ。いいか?」

「いい……すごくいい……床がひんやりしてて気持ちいい!」

「それはよかったな」

俺はわざとゆっくりと、かきまわすように腰を動かしてやる。
猛々しい肉棒がせまく引き締まった壁をなぞるたびに、彼女は呼吸をよりいっそう浅くする。

「はぁん……もっと……もっと……!」

「もっといじってほしいのか?」

軽い言葉責めをはさみつつ、徐々に腰のグラインドを加速していく。
蜜壺がかきまわされる音と彼女と俺の息遣い、そして皮膚の摩擦音が絶妙に入り混じり、殺風景なリビングを淫猥な空間に仕立て上げる。

「はぁ……はぁ……」

さらなる快感を欲するように、彼女は両脚を俺の臀部にしっかりと絡ませてくる。

「どうだ……どうだ……!」

俺はもう、一心不乱に蜜壺の奥めがけて肉棒を貫いていく。
快感が頂点に達したのか、彼女の喘ぎ声がいつしかむせび泣きに変わっている。

「はぁん……死ぬほど気持ちいい……もう許して……!」

「お楽しみはこれからだ」

彼女とつながったまま(いわゆる駅弁の体勢だ)寝室のベッドへと移動し、騎乗位にチェンジする。

「……さあ、こい……」

「あぁん……こうかしら……ぐふん!」

戸惑いながらも、彼女は絶妙な腰使いで俺を刺激していく。

「はぁんはぁん……奥まで届いて気持ちいい……!」

「そうだ、その調子だ……」

予想以上のテクニックだ。
(騎乗位の君香)と設定しただけのことはある。

「いくわね……!」

「君香……!」

挑発的な微笑を浮かべつつ、彼女は確実にグラインドのピッチを上げていく。
湿度たっぷりの内壁にこすられ締めつけられ、俺はもう限界寸前だ。

「俺……もうダメだ!」

「いいのよ……思う存分中に出して」

それもそうだ。膣内に発射したところで何のリスクもない。
なぜなら彼女は架空の美女なのだから……。

「いくぞぉ……おぉっ!」

閃光のような快感が俺を突き抜けた。
一滴ももらすまいとするかのように、彼女は蜜壺の内壁をぎゅっと収縮させ、肉棒をさらに刺激する。

「今度も中で出していいから……」

彼女が耳もとであやしく囁く……。

 

締め切り30分前。俺は相変わらず、パソコンの前にかじりついていた。

また、いつもの妄想がはじまった。
締切に追われて限界が近づくと、過去作品の登場人物が勝手に現れ、俺をいろいろと楽しませてくれる。

おかげで、アイディアが浮かんだ。
30分もあれば、何とか書き上げられそうだ。

南条君香よ、ありがとう。

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