中学の英語の授業でクラスの優等生女子がモゾモゾしていたので・・・・・・・・・・・・・・

【体験談】投稿者男性が中学時代の話。英語の授業中にモゾモゾしている優等生の女の子。どうやらトイレに行きたいらしいが恥ずかしくて言えないみたいだった。そして授業終盤、英語の先生がイキなはからいを見せる・・・。

中学時代の話。
この日の英語の授業内容はCan I、May Iで始める文の練習だった。
つまり「~してもいいですか」とお願いするための文法だ。

授業の半ばで、隣の席のKさんがノートも取らずにうつむいているのに気がついた。
真面目な彼女が、授業中にノートを取らないなんて信じられない。
落ち着いて彼女の様子を観察してみると、脚は内股で、何かに耐えるように唇をかみしめている。
様子を見るに、もしやトイレか?

「Kさん、トイレ?」
心配になって聞いてみた。
「……ううん、そんなことないよ」
否定されたけど、どうも嘘っぽい。
Kさんは人並み以上に羞恥心がある子だから、知られるのが恥ずかしいのかも。

そこで実験してみることにした。
「じゃあ手を机において、脚少し開いてみて」
「え……いいけど」
Kさんは少し躊躇したが、指示通りにしてくれた。

5秒、10秒……
「あっ無理」
たちまちKさんは脚をきゅっと閉じて体を丸めてしまった。
やっぱり予想は当たってたみたいだ。
「無理しないで行ってきたら」
「だって恥ずかしい……」
頑として拒むKさん。
どんなに説得しても受け入れられず、自分に出来るのは、心の中でKさんにエールを送ることだけだった。

そして授業終盤。
Kさんは限界が近いのか、涙目で苦痛に顔をゆがませている。
すると先生から、今日勉強した内容を使った英文を1つ考え、出来た人から見せに行く、という課題が出された。

その瞬間、Kさんはノートに素早くシャーペンを走らせ、あっという間に先生のもとへと向かった。
「これでいいですか?」
「…………。はい、いいですよ。それじゃあ、今日は出来た人から終わりにしましょう」
え、まだ10分以上あるのに?
先生の言葉に驚く自分。

Kさんはノートを自分の机に置いて、あくまでも平静を装い教室を出ていった。
だけどその後廊下を駆ける音が聞こえたから、やっぱり相当危険だったんだろう。
よかったなー、と思ってKさんのノートに目をやる。
そこには綺麗な文字で英文が書かれていた。

『May I go to the toilet?』

空気を読んだ若き英語の女先生に、自分は尊敬の念を抱かずにはいられなかった。
Kさんも同じだったようで、教室に帰って来ると自分に言った。

「私も大人になったら、先生みたいな気が配れる人になりたいな」
「ところで、間に合った?」
「……何とか。心配してくれてありがとう」
Kさんの顔は、ほのかなピンク色に染まっていた。

※風の噂だけど、Kさんは今どこかの学校で英語の先生をやっているそうな。

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